自己分析のやり方
今回は自己分析について。
就職活動は
①自己分析→②業界研究→③企業研究
というステップで進めていきますが、全ての価値判断の裏付けとなる価値観を見つけていく作業が「自己分析」です。
まずはその定義ですが、【現在・過去の自分と真正面から向き合い、自身の性格、志向、武器、方向性を考え抜くこと】と考えています。
やはり大事なのは自分と向き合うこと。1日20分でもいいのでカフェなどで様々な質問を自身に問いかけ、出てきた答えを紙面に書き出してみましょう。
重要なのは、実際に言葉としてアウトプットすること、つまりは言語化することです。
キレイに書き出す必要は全くありません。ぐちゃぐちゃに書き出して、後から整理していきましょう。
では、実際にどのような問い掛けを自分にすれば良いのか?まずは以下のような簡単な質問から始めてみて下さい。
1.自分はどんな人間・性格か?
2.何が好きで、何が嫌いなのか?
3.仕事(もしくはアルバイト)において一番モチベーションが上がる瞬間は?
4.仕事とは、自分にとって何を実現するための手段なのか?
5.自分はどのような人生を歩みたいか?
自分で考えたあとは、信頼できる友人や恋人に聞いて、答え合わせをしても良いです。
繰り返しになりますが、紙面に書き出す、他の人に話す、といったように実際に言語化をすることがとても大事です。最初はまとまってなくても、アウトプットしていくなかで少しずつ考えが整理されていき、自分の気持ちが一番伝わるフレーズが現れます。
とにかく、自己分析の目的は自分を知ること。そして、自分を分かりやすい言葉でアウトプット(言語化)できるようになることです。「易者身の上知らず」と言いますが、自分のことを客観的に理解できている人は意外なほどに少ないです。相手(業界や企業)のことを知る前に、まずはしっかりと足元を固めましょう。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
これは私の考えですが、仕事というのは目的ではなく、何かを実現するための手段です。
バブル全盛のときに活躍されていた方々は、とにかく目の前のタスクをこなし、モーレツに仕事をし、稼ぎ、日本の経済的な成長を実現させました。ですが、今は違います。
インターネットの普及とグローバリゼーションによって、多様な価値観にアクセスすることができ、あらゆる選択が可能な時代になってます。(時に、我々を迷わせる原因でもあるのですが…)
そのような時代の中で我々は生きていますので、常に「自分はどういう状態で生きていたいか?」「仕事を通じて何を実現したいのか?」という目的意識を持ち、進むべき方向性をハッキリさせながら生きていかねばなりません。
昔の方々は激しい滝を登っていくしかなかったようですが、我々は大海原に生きていますので、どこに進むべきかを示す確かな指針(コンパス)が必要になるのは言うまでもありませんね。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
余りにも価値判断の指針がないのは困るので、時には以下のような書籍を使用してみるのも良いかもしれません!
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る